親しい友人に贈る
内祝いの意味とマナー
内祝いは本来、喜ばしいことがあった側が親族や親しい友人などと幸せを分かち合うために贈るものです。最近では、お祝いを貰ってからお返しするという意味合いが強くなってきています。
結婚に関しての内祝いは、他の内祝いとは少し異なります。なぜなら結婚式に招待し、お料理のおもてなしや引き出物がお返しになるからです。そのため、結婚式に招待したけれど参列できなかった人や親族のみで結婚式を挙げたときや結婚式を挙げなかったときなどに結婚の内祝いを贈ることになります。贈る時期は、挙式後の1か月以内もしくはお祝いを貰ってから1か月以内までに贈るのがマナーです。忙しい時期ではありますが、しっかり贈ることで独立した大人として今後も気持ちよく付き合っていけるでしょう。
親しい友人には相手の好みの品を贈ろう
内祝いは、相手との関係性によって贈る品を選びましょう。内祝いの相場は貰ったお祝い額の3分の1から半額程度です。例えば1万円から2万円のお祝いを包んでくれた友人には5千円から1万円未満の内祝いを贈ります。内祝いには縁が切れる意味合いがある刃物など縁起が悪い物を避ける最低限のマナーがありますが、これを贈らなければならないという決まりがありません。
親しい友人であれば相手の趣味や嗜好を知っている場合が多いので、相手の好みの品を贈ると喜ばれます。例えば、料理好きの友人だったら普段よりワンランク上の調味料やキッチン道具にしたり、運動好きの友人だったらワンランク上のタオルやスポーツドリンクにしたりすると良いでしょう。